2007年02月19日

【diskUNIONフリーペーパー】RYDEEN ニュー・アルバム『KICK ALL PREJUDICES AND DISCRIMINATIONS』をよりディープに楽しむ為の解説【FOLLOW UP掲載中】


間が空いてしまいました、済みません!

diskUNIONのフリーペーパー「FOLLOW UP」に2ヶ月に渡り前編、後編で掲載した解説が好評なので、地方の方の為に此所でもUPします。


以下記事内容

RYDEEN ニュー・アルバム『KICK ALL PREJUDICES AND DISCRIMINATIONS』をよりディープに楽しむ為の解説
by CAPTAIN RYDEEN a.k.a. Masaaki “KOBA” Sweden


長いレコーディング期間を経て、やっと陽の目を見た全16曲入りフルアルバム!とにかく、ジャケットにも歌詞にも双子の苦い思い出やそれにまつわる教訓など色々と詰まっている。このアルバムをよりディープに楽しむ為に解説していきたい。

まずは、アルバム・ジャケット。今迄の作品の中で一番難産だった。この写真はKYCが酒を呑んで調子に乗ってある人物に指導を受けた(ボコられた)時に撮った写真。双子は、何でもすぐ忘れちゃうから、その時の事を「忘れるなっ!」という戒めの意味も込めました(笑)。

では、まず各曲の解説から…。

1.POWER ON ROBO KYC
まず、アルバムの始まりはKYC(Gt)の”電源ON!”って言う言葉から始まるんだけど、これは、元々、KYCが片足をビッコひいて歩いている時期にみんなで”ロボ・キヨシ”って呼んでて、本人は嫌がってたんだけど、そのウチ自分から「ロボダヨ」とか言い出して盛り上がった事があって(笑)。その時期にKYC突然口にした言葉をそのまま使ったんだよね。あと、”電源ON!”って言葉をループさせてフェードインで使っているのは、KYCも大好きBOSTON HARDCOREのGANG GREENへのリスペクトを表したモノだね。


2.TRICYCLE FROM HELL(地獄の三輪車)
この曲は、KYCの足が一番具合が悪かった頃の話で、ある日KYCが両足ビッコを引いてどうにも成らない状態でスタジオに来たんで、理由を聞いたら、病院でリハビリしてたら、三輪車に乗った子どもがリハビリ室に乱入してきて、それにひかれたって(笑)。まぁ、そのひかれたところは誰も見てないから、事実か疑わしかったんだけどネ(笑)。とにかく、その子供の馬鹿親に対する怒りと「行く先に何が起こるかわからないから気をつけろ」っていう教訓の歌だね。


3.SHOOT YOUR HEART
この曲は、LIVEの1曲目でおなじみ。歌詞は、これまで双子の歌ばっかり作ってきたけどTAKEHISAの歌も作ろうってなった時に、TAKEHISAが女と話をしている時の鮮やかなトークに感心して、即座に歌詞にして、RYDEENのマークともピタッと合ったから「SHOOT YOUR HEART」ってタイトルにして作った。TAKEHISAは、今回のレコーディングでも色々とアドリブを入れているんだけど、この曲の真ん中の”BABY BROWN”ってところもTAKEHISAがアドリブで歌ってて、これも言葉の響きが面白かったから即、採用した、意味は無いけど(笑)。曲自体はKYCが作ってきて、最期の部分はオレが後から付けた部分。これが、うまく合う日と合わない日があって、レコーディングの時は奇跡的にバッチリあったね。雷電マニアの間じゃライヴでココが合う合わないで運勢を占ってるって話だぜ(嘘)。


4.STOP ROCKS
これはKYCの犬の歌。まあ、内容は歌詞のままで(笑)。KYCの犬の名前がROCKSって言うんだけど、なぜか、KYCが言い訳で、犬の所為にばかりする時期があって(笑)。ある日、目を真っ赤にして眼帯までしてきた事があって、理由を聞いたら、「いやぁ、ROCKSに目を舐められちゃつてバイキンが入っちゃったんですよ」って事もあったし、携帯に電話しても全然繋がらないから、それも理由を聞いたら「いやぁ、ROCKSが携帯をかじっちゃって…」なんて事があって、それを歌詞にした。まぁ、もうROCKSは居ないけどね。KYCに聞いたら、友達に預けたとか言ってたけど、それも本当かどうかわかんないねェ(笑)。何しろ、自分がメシも食うのがやっとなのに、犬なんか食わせられるワケがねぇ(笑)。だいたい生活保護もらって犬飼うなんて聞いた事がねぇな(笑)。


5.SUPER MEGATRON
これは、「超、目がトロ〜ン」って事(笑)。この曲は元々、KYCが具合悪くなる前に「SUPER MEGATRON」って曲を作ってて、LIVEで1回しかやらない内にKYCが具合悪くなっちゃって、そのままみんなこの曲の事を忘れちゃってて、また新曲つくろうよってなった時に、「人格BREAKER」って曲が出来上がったんだけど、これも一回ライヴで演ってすぐに忘れちゃってて、そうこうしている内にKYCが調子良くなってきたからレコーディングしようってなって、その2曲を演った日のライヴ録音があったからみんなで聴いてみたら、それが、2曲ともほとんど一緒の曲で(笑)。結局、ちょっとマシだった「人格BREAKER」の方を「SUPER MEGATRON」というタイトルにしたって経緯のある曲。歌詞は1番をTAKEHISAが作ってきて、あとは、レコーディングの時に俺が15分で書き上げた。”KYC飲み過ぎ!”ってきたらすぐに”TKC(目が)寄り過ぎ”ってビビっと来たね(笑)。


6.ROUTE 16 SPEED STAR / 12.KUSUBURI STREET ELEGY(くすぶり横丁エレジー)
これは05年の年末にTKCが、八王子に行ったっきり帰ってこなくなっちゃって、練習もできなくなっちゃった時があって、俺が怒ってTKCに電話したら完全に狂っちゃってて、TKCを呼び戻す説得をしていた頃の歌なんだけど…。これは、12曲目の「くすぶり横丁エレジー」にも繋がっていて、KYCがTKCの家にゲイ・カップルを住まわせているから帰れないって言うから、「HELL HOMEゲイ掃討作戦」ってのをやって(笑)。とにかく、そのゲイ・カップルを追い出したんだけど、翌日に行ってみたら奴らの荷物が残ってて、荷物も出そうとしたんだけど、なんかこの部屋ヘンな臭いがするなぁと思いながら荷物を出してたら、ポマードが2個も3個も出てきて(笑)。ん、待てよ?これ…絶対アイツら×××に使ってた!って気が付いて(笑)。
それが、12曲目の歌詞にも出てくる”ポマード臭”ってフレーズの事(笑)。


7.OZZYCHANG JAMAICAN
LIVEでは双子紹介の曲でおなじみの、TKCとKYCのお爺ちゃんはジャマイカ人っていうそのままな歌。この曲が出来た頃、KYCがひどいアパートに住んでいて、KYC(ジャメイカン)がそのアパートの真ん中の部屋に住んでて、両隣がメキシカンとパキスタンだったっていうアパートで、隣にヤクザが乗り込んで来たり、警察来るような事もあったりしたヒドいアパートだったみたいで(笑)。この時の隣人のメキシカンから教わった言葉が11曲目の「TKC VS KYC」の間奏に録音されてる「ティンコマーデロスプロウ(Fuck Offの意)」という言葉。本当に合っているかどうかはわからないけどね。


8.YRM
これは、もともと「YO・RI・ME」っていうタイトルの曲だったんだけど。TKCはある時から目が寄っちゃってるんだけど、TKCが言うには、花粉症の時期に目をずっと擦っていたら、ある時「ぷつっ」って音がして目が戻んなくなったと言ってたんだけど、それも本当かどうか怪しいんで、「医者に行け!」と言ったら「行きました!」とか言ってたんだけど、後で医者には行ってなかったって事が俺にバレてかなり怒ったね!ようやく医者に行かせて原因を聞かせたら「ビタミン不足」ってことらしいんだけど、それも怪しいよね(笑)。で、レコーディングの時に「ロンドン、パリ」って歌ってたんだけど、そのうち「サンフランシスコ、ゲイ」ってTAKEHISA急に入れたもんだから、TKCの歌だけじゃなくて、KYCの歌にもなってきちゃって(笑)。そんで、「YO・RI・ME」だけじゃなくて、「YOU REAL MEN?」ってフレーズを急遽思いついて、「YRM」っていうタイトルになった経緯のある曲。


9.THE FOREST IS CRYING(森が泣いている)
これは、KYCが「もう俺達の歌ばっかりじゃヤダ」って言うから、本人にどんなのがいいか聞いてみたら、「もっとメッセージ性のあるアナーコ的なPUNKな歌がいい」っていうもんだから、色々と考えてみて、KYCとTKCが2人で住んでる家の電気が止まっているって事はECOに貢献しているのではないか?って事を思いついて、そこから環境破壊、原子力まで発展させたんだ。サビの「森が泣いている」ってトコはいわゆるFORESTと双子の名字「森」のダブルミーニングになってる。この曲の歌詞で「森は泣いている ― 動物達も」ってフレーズがあるんだけど、ココに”動物達も”ってのを入れたのも俺にとってある意味”冒険”だったね(笑)。


10.THEME OF ANGRY(森KYC怒りのテーマ)
これは、昔からKYCがやってたインストで、初期に録ったKYCの哀しい時によく弾いてたインストで「哀愁の藤棚商店街」ってのがあったんだけど、これは、KYCが怒ってる時によく弾くフレーズで、例えば、スタジオでKYCにキツい事を言った後、無言で「テレレレ〜」ってギターを弾き始めるから、それも、一応録音しておいた方がいいだろうって事で録ったギターインスト曲。


11.TKC VS KYC
これは、今回のアルバムの中で一番古いんじゃないかな。速い曲が出来た時点で、TAKEHISAが「TKC,KYC」って歌ってたからそのまま使ったんだ。なんと言っても、この曲で苦労した所は「TKC、KYC〜」に続く歌詞の部分をTAKEHISAがテキトーに歌って録ったものに、録音後に俺がそれにゴロが合うような英語を探してきて付けたんだよね(笑)。しかも、ちゃんと意味も通るようになってる。間奏に双子のケンカを録って入れようってなったんだけど、そんな時に限ってケンカしないから、二人が喋っている会話を適当に編集して入れた。「OZZYCHANG JAMAICAN」の最期の方の歌詞にも出ているんだけどKYCが昔住んでたヒドいアパートの隣人のメキシカンから習った言葉があって、それを入れてある。歌詞カードに詳しい事は書いてあるから、歌詞カードもちゃんと読んで欲しいです。


12.KUSUBURI STREET ELEGY(くすぶり横丁エレジー)
これはもともと「港町無頼 (極悪ライブに収録)」っていうタイトルで、「TKCが家に帰れない〜」っていう歌詞だったんだけど、今回は「TKCが家に帰らない〜」って歌詞になってて、その後も違う内容になってる。あとは、6曲目と繋がってて、6曲目の解説に書いた内容がほとんど。双子は藤棚商店街から少し入ったくすぶり横丁ってトコに住んでて、保土ヶ谷の中でも一番って言っても過言ではない程戦後のニオイのする場所で、電気もガスも水道すら止まっているボロ家の暗がりに黒い双子が潜んでるって怖くない?(笑)。


13.POPEYE TIME
これは、LIVEで残すところラスト1曲か2曲になった時に、このテーマをバックにKYCが強い酒を一気して、ラストまでぶっ飛ばすっていう事で、3、4回LIVEでやったんだけど、今ではKYCのアル中が復活してきちゃったから、今や禁じ手となってしまった曲。レコーディングしたはいいけど演れないっていう(笑)。


14.MAIL & FRIEND
KYCはメール好きで、LIVEハウスでもまずは「メールを教えて」って近づいてくるんだけど、それが友達なのか標的(TARGET)なのか分からないっていう歌(笑)。12曲目にも登場したゲイ・カップルもKYCのゲイ・ネットワークに引っかかってきたらしい。


15.REMEMBER KURIHAMA(忘れじの久里浜)
KYCがアル中で2回入院した事のある病院が久里浜にあるんだけど、歌詞はそこに見舞いに行った時やTKCが送り迎えをしてた時の事を皆で思い出して書いた曲なんだよね。場所は本当にいい所で、海沿いに病院の施設があって景色が凄い良いんだよね。「極悪ライブ」の裏ジャケのメンバー写真はその久里浜の病院裏庭でKYCの入院メイトに撮って貰った写真なんだ。で、最後にKYCへのメッセージで「DON’T GO BACK」っていうフレーズが入れてある。


16.POWER OFF ROBO KYC
「電源オン」で始まったから「電源オフ」でこのアルバムが終わる。


最後に…
紙面に書けない事も多々ありますが、これで充分我々のアルバムと双子を堪能できると思います。最後に、ジャケットには、メンバー個々の写真が載っているんだけど「あれ?TKCが写ってねぇ」と良く聞かれますが、ちゃんと盤面上に居ます(笑)。TKCはTHRASH METALも好きで、ACCUSEDとかCRUMBSUCKERSとかCROSSOVERな音楽が好きで、更に目線も、、、んで「I LOVE CROSSOVER」笑)。
あと裏技を一つだけ伝授!
CDの裏ジャケのメンバーが4人写っている写真のTKCの顔を半分ずつ指で隠すと、、、かなり強力なんで是非試してみて欲しい(笑)。



photo:「これで全て語り尽くせた訳じゃ無いんだけどネッ!」by Captain
posted by captain rydeen at 14:48| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | Release Note | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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